水中ロボットによる配水池内部調査・清掃で、より安全な水道水の供給をお手伝いし、またカーボン・オフセットの実施により地球温暖化防止に貢献しています。

一般社団法人日本水中ロボット調査清掃協会

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協会概要

ごあいさつ

田中社長

令和5年6月22日
 一般社団法人 日本水中ロボット調査清掃協会 田中社長文字


本協会は平成27年4月に一般社団法人としてリニューアル発足し8年が経過しました。この間に本協会の事業活動とともに配水池水中ロボット清掃の認知度が水道事業体に年々高まってきていると実感しています。これは平成28年3月に日本水道協会より10年ぶりに改訂された水道界のバイブルとも言うべき「水道維持管理指針2016」に本協会と本工法が掲載されたことからにも表れています。

同様に、平成30年12月には、日本水道協会より改訂発刊された「水道施設維持管理等業務委託積算要領案(管路等維持管理業務編)」に「水中ロボットによる配水池の不断水工法」の積算要領が初めて掲載されました。

平成30年度に本協会が発刊した「水中ロボット清掃技術指針2018」はすでに5年が経過し水道界を取り巻く社会環境の変化や新技術に対応する必要性から全面改訂に着手し、令和4年6月に第1回改訂委員会を開催し、その後5回の改訂委員会と2回のワーキンググループを経て令和5年6月に「水中ロボット清掃技術指針2023」を発刊することができました。
この「水中ロボット清掃技術指針2023」は、本協会の「技術講習会」で使用する教本として重要な役割を担うことに加え、具体的には水道事業体への営業時や現場施工時に活用していきます。また併せて新たに全国の水道事業体向けの普及啓発用技術資料として積極的に利用していきたいと考えております。

第8回定時会員総会
令和5年度 第8回定時会員総会
(札幌市で開催)
石井吉春講師による特別講演
石井吉春講師による特別講演
 また、令和3年12月3日に国土交通省、総務省、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、防衛省の7省によるインフラメンテナンス分野の優れた取組や技術開発を表彰する第5回インフラメンテナンス大賞の受賞者がプレス発表されました。 247件の応募があった中から有識者による選考委員会(委員長 三木 千尋 東京都市大学学長)の審査を経て、本協会の「水中ロボットによる配水池の不断水工法での調査及び清掃」が、第5回インフラメンテナンス大賞厚生労働大臣賞を受賞しました。
 さらに、令和3年5月から募集していました厚生労働省と水道技術研究センターの連携による水道施設の維持・修繕に役に立つ「新技術活用の事例集」(Aqua-LIST)につきましても本協会が応募していました「型式認定水中ロボットによる水道施設の調査・清掃工法」が、水道技術研究センターの審査会で認められ、水道技術センターのHP上の「Aqua-LIST」(新技術・事例集)に令和4年1月に掲載されました。
 リモートで操作する水中ロボット工法は、人と水道水が直接接触することがないため新型コロナウイルスなど感染症の影響を受けません。今後も住民生活の安全安心に直結する水道事業の重要性を再認識し、安全性と衛生面に留意して事業に取り組んでまいります。

運営組織

団体名 一般社団法人日本水中ロボット調査清掃協会

令和5年6月22日現在

協会役 会社 役員
SSKファシリティーズ株式会社 田中 芳章
副会 中里建設株式会社 中里 聡
副会 カワナベ工業株式会社 川鍋 太志
専務理 SSKファシリティーズ株式会社 鍋島 正憲
浜田工業株式会社 嵩本 長祐
株式会社ダイトウア 高橋 栄吉
株式会社髙橋工務店 髙橋 吉彦
株式会社フソウ 天崎 崇
協会役 会社 役員
最高顧問
(理事)
元北海道大学大学院特任教授 眞柄 泰基
(公社)日本水道協会名誉会員 川北 和徳
株式会社エコプラン 原 純貴
協会役 会社 役員
特別会 東京都市大学教授 長岡 裕
特別会 京都大学大学院教授 伊藤 禎彦
特別会 元国立保健医療科学院 伊藤 雅喜

本部事務局

オフィス 東京・日本橋タワー

〒103-0004
東京都中央区東日本橋二丁目28番4号日本橋CETビル2階
TEL : 03‐6271-0103
FAX : 03‐6856-2861

新取引銀行口座

三井住友銀行 日本橋支店 普通預金 8251498
一般社団法人日本水中ロボット調査清掃協会

沿革

  • 平成13年(2001年)
    「日本上水道配水池ロボット清掃協会」を正会員企業10社、特別会員1により設立
  • 平成14年(2002年)
    配水池ロボット清掃技術士認定証を発行
  • 平成15年(2003年)
    全国簡易水道協議会に入会
  • 平成23年7月(2011年)
    「日本水中ロボット調査清掃協会」に名称変更
  • 平成24年(2012年)
    定款及び細則を変更
    「ロボット清掃技術指針」「水道施設調査清掃業務委託積算要領」
    「ロボット清掃技士資格制度施行規程」等を作成。
  • 平成25年3月(2013年)
    「ロボット清掃技術指針」「積水道施設積算要領-水中ロボットによる業務編」、
    「ロボット清掃技士(ECCR)資格制度施行規程」を作成した。
    公益社団法人日本水道協会賛助会員(4級)に入会
  • 平成26年11月(2014年)
    第1回ロボット清掃技士検定試験を実施
    「ロボット清掃主任技士」46名、「ロボット清掃技士」3名が合格
  • 平成26年11月(2014年)
    第2回ロボット清掃技士検定試験を実施
    9月現在正会員企業31社、賛助会員1社、特別会員2名所属
  • 平成27年4月(2015年)
    設立15周年を機に、4月1日付で「一般社団法人日本水中ロボット調査清掃協会」
    を設立、6月10日に「日本水中ロボット調査清掃協会」を解散して現協会へ移行
    第3回ロボット清掃技士検定試験を実施
    10月現在正会員企業32社、賛助会員3社、顧問1名、特別会員2名所属
  • 平成28年6月(2016年)
    品質安全パトロールの実施
    本協会会員の施工技術の平準化と向上を目的として、
    定期的に会員が施行している現場を選定し、
    協会が選任したパトロール隊員による品質安全パトロールを
    第1回は平成28年6月に山形県において行われました。
  • 11月
    日本水道協会 平成28年度全国会議で研究発表
    公益社団法人日本水道協会主催、第89回 総会・水道研究発表会が
    平成28年11月9日(水)~11日(金)の間、
    「京都市勧業館みやこめっせ」で開催されました。
    本協会は、「不断水における水中ロボットを用いた
    配水池調査・清掃工法」を配水池内部の
    調査・清掃工法の安全・衛生性および有効性について発表を行いました。
  • 平成29年3月(2017年)
    3月日本水道協会発行の「水道維持管理指針2016年版」に
    水中ロボットによる不断水工法が初めて掲載

    平成29年2月に公益社団法人 日本水道協会が発行している
    「水道維持管理指針2016」が10年ぶりに改訂、発刊されました。
    この中で、本協会が提唱する「水中ロボットを用いた不断水による調査清掃工法」について、
    配水池を清掃する「水中ロボット」の説明とイメージ図が掲載されました。
  • 6月
    ロボット清掃技士(ECCR)資格制度の資格名を改訂
    ロボット清掃技士(ECCR)資格の名称を、ロボット清掃主任技士、
    ロボット清掃技士、ロボット清掃技士補から職務の基準が推測できる資格の名称、
    1級水中ロボット清掃施工管理技士、2級水中ロボット清掃施工管理技士、
    3級水中ロボット清掃施工管理技士に改訂しました。
    (ECCR:an Engineer who has Control of Cleaning Robotsの略 )
  • 10月
    日本水道協会平成29年度全国会議「2017高松水道展」(展示会)に出展
    一般社団法人日本水道工業団体連合会主催、「2017高松水道展」(展示会)が
    平成29年10月26日(木)~27日(金)の間、
    「高松市サンポート高松シンボルタワー北側広場」で開催され、
    本協会は初めてブースを出展し水中ロボット2台を展示し操作説明を行いました。
  • 平成30年7月(2018年)
    水中ロボットの浸出試験を行う水質試験認定機関の選定
    新型ロボットは協会が定める認定規定に合格すれば協会が認定する水中ロボットとなる。
    認定制度の重要項目に水中ロボット本体と制御ケーブル・フロートホースを
    日本水道協会が定めるJWWAZ108:2016の「水道用資機材の浸出試験」を行う事になり、
    水質試験や分析に信頼のおける水質試験所を選定した。
  • 8月
    「水中ロボット清掃技術指針2018」を発刊
    本協会が会員の技術の向上を図るため使用してきた「ロボット清掃技術指針 平成25年度版」は、
    発刊されてから5年を経過していること、10年ぶりに「水道維持管理指針2016」が
    改訂されたことから改訂することになりました。
    本協会では改訂委員会を設置し水道技術に携わる協会員が必要と思われる知識を
    できるだけ記載することとし、さらに全国で活躍している経験豊富な
    「水中ロボット清掃施工管理技士」の貴重な体験を実務事例として取り入れる等、
    会員が現場で困ったときに役立つ技術指針となるように5回の改訂委員会を重ね、
    平成30年7月に「水中ロボット清掃技術指針2018」が発刊されました。
  • 8月
    地方開催の水中ロボット清掃技士技術講習会及び検定試験準備講習会
    一般社団法人化されて以来、初めて地方での研修会を開催しました。
    1日目(8月2日)は山形県長井市で平成30年7月に発刊した
    「水中ロボット技術指針2018」を使用して講習会を行いました。
    引き続き2日目(8月3日)は配水池で新型水中ロボット2台を現場で操作する現場研修を行いました。
  • 8月
    水中ロボット認定制度制定委員会の開催
    本工法の根幹となる水中ロボットの性能基準を作成し、
    その認定試験に合格したロボット(型式認定)には認定証を発行し、
    公表する水中ロボットの安全性、衛生性を担保し、
    本協会による水中ロボットの統一した規格として制定することとしました。
    2019年4月からの制度施行を目指し、第1回制定委員会が開催されました。
  • 9月
    水中ロボット調査清掃ハンドブック制作委員会の開催
    水中ロボット清掃施工管理技士や営業マンの必要な情報が集約された
    使いやすく丈夫なハンドブックの制作が望まれていましたが2019年の発刊を目指し、
    第1回制作委員会が開催されました。
  • 12月
    業務委託積算要領(管路等委託編)に水中ロボット清掃が掲載された。
    公益財団法人日本水道協会が12月に発刊した
    「水道施設維持管理業務委託積算要領(管路等管理業務個別委託編)」に
    水中ロボットの積算要領が掲載されました。
    また積算要領に水中ロボット清掃の業務歩掛、
    解説図4水中ロボット清掃イメージ図が掲載されました。
  • 平成31年3月(2019年)
    水中ロボット認定に関する規定の制定
    水中ロボットの安全性、信頼性および衛生面の確保を図るため水中ロボット認定委員会で
    「水中調査清掃ロボットの認定に関する規定」を制定しました。
    この安全、性能基準及び試験方法で行う認定試験に合格したロボットには
    認定証を発行して公表します。
    水道事業体には本工法への理解を深めてもらう一助となる。
  • 令和元年5月(2019年)
    第1回水中ロボット認定委員会の開催
    第1回水中ロボット認定委員会が開催され製造メーカから協会に
    提出された型式認定申請書をもとに認定委員会委員により審査を行った。
    規定によるロボットの認定委員会については、京都大学大学院の伊藤教授を委員長に、
    東京都市大学の長岡教授と第三の立場から日本水道協会顧問(元専務理事)の
    川北先生が副委員長となり水中ロボット協会の委員が加わり審査要領の検討を行いました。
  • 6月
    水中ロボット調査清掃ハンドブック2019を発刊
    ロボット清掃を施工する技術者が現場に携行し、作業時の注意事項、作業手順、
    水中ロボットの機能点検や調査清掃時の実務事例を記載しました。
    さらに業務で必要な標準的な様式集を掲載するとともに、
    協会のHP会員専用ページから様式をダウンロードできるようにしました。
    今後、各水道事業体への普及、啓発資料としても使用していきます。
  • 6月
    新型水中ロボット2台が型式認定された
    水中ロボットの製造メーカは水中ロボット協会が制定した
    社内検査を行った結果をまとめた型式認定申請書を作成し
    協会に申請しました。
    この申請書をもとに水中ロボット協会は第2回認定委員会を開催し審査を行い
    性能基準、浸出試験をクリアした次の新型水中ロボット2台を型式認定しました。
    1.広和株式会社製 型式 CUV-40
    2.株式会社アークエンジニアリング製 型式 クリアA-1
    平成28年6月~令和元年6月の沿革の詳細

組織図

(2015年12月現在)

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